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環境ニュース[国内]

能代風力発電所リプレース計画に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2020.02.28 【情報源】環境省/2020.02.27 発表

 環境省は、「能代風力発電所リプレース計画に係る環境影響評価準備書」(東北自然エネルギー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

 この事業は、秋田県能代市において、稼働中である「能代風力発電所」の風力発電設備24基を全て撤去し、最大で総出力14,400kWの風力発電設備7基に建て替えるもの。

 環境大臣意見では、
 (1)事後調査においてチュウヒの行動を調査し、繁殖等への影響が懸念される場合には、稼働調整等を含むより適切な環境保全措置を実施すること、
 (2)専門家からの意見等を基に、既に発生しているオジロワシのバードストライクと考えられる事象の発生要因を検討し、その結果を踏まえ、稼働調整等、鳥類からの視認性を高める措置等の対策を講ずること、
 (3)稼働後のバードストライクの有無に係る事後調査を適切に実施するとともに、バードストライクが確認される等、重要な鳥類に対する重大な影響が認められた場合は、専門家等からの助言を踏まえて、稼働調整等を含む追加的な環境保全措置を講ずること
 等を求めている。

【環境省】

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