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環境ニュース[国内]

アサヒバイオサイクル、「ビール酵母細胞壁由来の農業資材(肥料)」で「環境大臣賞」を受賞

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2020.05.27 【情報源】企業/2020.04.21 発表

 アサヒバイオサイクル株式会社が開発した「ビール酵母細胞壁由来の農業資材(肥料)」が、第47回「環境賞」において最高賞となる「環境大臣賞」を受賞した。
 受賞テーマは「ビール醸造副産物を用いた環境保全型植物生産技術」。

 「ビール酵母細胞壁由来の農業資材(肥料)」は、植物に与えると、植物本来の免疫力を高め、また、土壌を還元することにより有用菌優勢の微生物叢に変化させるという2つの効果を持った農業資材。食品由来で安全・安心であること、植物の免疫力を引き上げることによる病気への耐性の強化、収穫量の増加、土壌の改善などにより農作物の品質が向上するとともに、収穫量あたりの温室効果ガスの排出量が削減され持続可能な農業に貢献できることなどが実証されているとのこと。

 現在、日本国内では、全国の農地、ゴルフ場、阪神甲子園球場をはじめとする野球場など天然芝のスポーツ施設や公園等で活用され成果をあげている。さらに、海外においては開発途上国での農業事業の課題解決を目指し、2019年4月に独立行政法人国際協力機構JICA)と提携しインドネシアやラオスでの実証試験を開始した。

【アサヒバイオサイクル株式会社】

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