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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、国家水再利用行動計画の共同実施に関する初の四半期報告を公表

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2020.08.12 【情報源】/2020.07.23 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、国家水再利用行動計画の共同実施に関する初の四半期報告を公表した。
 アメリカでは今後十年間に何らかの淡水不足が発生すると予想され、短期・長期目標のある、説明責任を重視する共同の行動計画が必要である。同計画は2020年2月に内務省や農務省等の連邦政府、州、部族社会、自治体、水事業者により公表され、200項目超の目標と37の行動を提示している。今回の報告は、水再利用に関する考察の向上、国家の水資源の安全保障・持続可能性・回復力の確保に向けた迅速かつ重要な進捗を明らかにしているという。
 計画発表以来、オンライン会議の開催、行動項目を超えた協力機会の検討、既存及び新プログラムへの水再利用の統合方法に関する考察を通じ、80以上の目標が完了した。同計画のウェブサイトでは、37の全行動について実施状況を示し、透明性と説明責任の強化を図っており、農地の革新的な保全手法の導入を支援する保全イノベーション助成金への1500万ドル拠出(農務省)、水資源回復賞の授与及び水・廃水処理施設改善への2000万ドル助成の発表(エネルギー省)など約300の事例を掲載している。
【アメリカ環境保護庁】

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