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環境ニュース[国内]

ドイツ 非主要水路の再自然化に取り組むプログラム「ドイツ・ブルーベルト」を承認

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2017.02.15 【情報源】/2017.02.01 発表

 ドイツ連邦内閣は、連邦プログラム「ドイツ・ブルーベルト」を承認した。これは、貨物輸送に使用されなくなった約2800キロメートルに及ぶ非主要水路の再自然化により、ドイツ全国規模のビオトープのネットワーク構築に取り組むもの。プログラムの実行にかかる30年間の年間必要投資額は5000万ユーロと設定されている。地域の関連組織とともに地域開発コンセプトの策定が計画されており、さらに、第3者が所有する沿岸地も対象とし、連邦環境省はそのために独自の助成プログラムを立ち上げるとしている。現在、ライン川とヴェーザー川において5件のモデルプロジェクトが実施されており、連邦環境省は500万ユーロを拠出している。貴重な自然空間を維持し、余暇やウォータースポーツ、観光地としての魅力を生み出すために、これらの水路が持つ可能性を引き出していくことを目指す。【ドイツ連邦環境省】

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