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環境ニュース[国内]

ドイツ  内閣が連邦自然保護法改正案を承認

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2017.02.23 【情報源】/2017.02.08 発表

 ドイツ連邦政府は、連邦自然保護法改正案を承認した。改正案では、次の3点が重点となっている。一点目は、ドイツの排他的経済水域におけるさらなる絶滅危惧種を法規命令により保護下に置くための授権根拠の導入である。二点目では、各連邦州政府に対し、2027年までに、それぞれの州の国土の10%にビオトープネットワークを構築することを義務付けている。三点目は、コウモリ、クモ、チョウなど昆虫類の生息地を維持するため、洞窟や近自然の坑道を保護対象のビオトープのリストに追加することを定めている。ヘンドリックス大臣は、海洋域の種の保護拡大に関し、「北海とバルト海における自然保護を強化していきたい。我々は、すでにヨーロッパレベルで保護対象となっている種だけでなく、あまり知られていない種の保護にも取り組んでいく。これらの保護により、北海とバルト海の状況が全体で大幅に改善される」と述べた。【ドイツ連邦環境省】

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