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環境ニュース[国内]

アメリカ農務省、脆弱な農地で環境を保全する休耕プログラムの一部登録受付を再開

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2018.06.15 【情報源】/2018.06.01 発表

 アメリカ農務省(USDA)は、脆弱な農地を耕作に使わず環境保全に役立てる保全休耕プログラム(CRP)の常時登録の受付を再開すると発表した。CRPは私有地の保全プログラムとしては国内で最大級の事業で、レーガン政権時代の1985年に成立した。CRPに登録した農地では、10〜15年の長期契約のもと、地主は農業生産を行わず、代わりに水質改善や土壌侵食の防止、野生生物の生息地の拡大に役立つ一定の植物を植えてUSDA指定の取組を実施する。USDAはこの土地に対する年間の地代を支払い、経費の分担支援を行う。CRPを管理する農業サービス局(FSA)は、2017年秋から常時登録の受付を停止していた。この間、USDAは農業法(2014年)で定められた登録農地の上限(2400万エーカー)の超過を防ぐとともに登録可能な面積を精査した。現在の登録農地面積は2270万エーカーである。USDAはCRPの草地保全プログラムでも基準等を変更して登録受付を再開する。【アメリカ農務省】

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