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環境ニュース[国内]

イギリス、2018年「ハチのニーズ」週間を開催

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2018.07.26 【情報源】/2018.07.09 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、2018年7月9日から、ロンドンの人気スポットであるカーナビー通りを拠点に「ハチのニーズ(Bees' Needs)」週間を開催する。「ハチのニーズ」は、ミツバチなど花粉媒介生物の個体数減少を食い止めるため、これらの生物を知り、必要な餌と生息場所を守るよう国民に呼びかける取組で、この「週間」も意識啓発と政府や企業、団体の活動促進を目的に毎年実施されている。DEFRAの農村地域・バイオセキュリティ担当政務次官のガーディナー卿は、「ハチのニーズ週間とは、庭の花や樹木を増やす、庭に自然の草が生える場所を残す、芝刈りを減らす、昆虫の巣を壊さない、農薬の使用は慎重に考える、を実践することで誰もが花粉媒介生物の保護に参加できることを広く知ってもらうもの」だとしている。7月15日までの期間中、カーナビー通りの中心会場では、王立園芸協会による花粉媒介生物が好む花の種子の配布、ロンドン・ハニー・カンパニーによる蜂蜜の試食、レディング大学によるハチの生態を学べる展示などのイベントのほか、花粉媒介生物保護のため優れた活動を実施した学校の表彰も行われる。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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