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環境ニュース[国内]

パラグアイ、南米発の国家森林アトラスを作成へ

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2019.04.16 【情報源】/2019.03.29 発表

 パラグアイ政府は世界資源研究所(WRI)と連携し、南米初の国家森林アトラスを作成することで森林・土地利用管理の透明性を高めることを約束した。WRIからグローバル・フォレスト・ウォッチ(森林の監視・警告のオンラインシステム)の技術提供を受け、公式の森林データを地図化して、誰もがアクセス可能なオンライン・プラットフォームである国家森林アトラスを作成し公開するという。
 国家森林局(INFONA)とWRI間で締結された5年契約により、商品生産で促進される森林減少、先住民が住む土地への侵入、炭素排出の監視を向上させることができ、政府や民間部門の実施機構も強化される。WRIは同様の森林アトラスの取組の実施を多くの国で支援してきたが、南米では初の試み。
 政府はWRIやWWF(世界自然保護基金)等の団体と協力し、持続可能な土地利用管理に向けて前進している。最近では、ラテンアメリカ・カリブ地域の森林景観の再生を目指す「イニシアティブ20x20」に参加、劣化した土地の修復を誓約し、国の森林再生を通じて多くの生態系・経済上の利益を生み出しているという。【世界資源研究所

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