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環境ニュース[国内]

生物多様性条約、カルタヘナ議定書採択20周年を機に意義を強調

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2020.02.17 【情報源】/2020.01.29 発表

 生物多様性条約(CBD)は、カルタヘナ議定書の20周年を祝し、その意義を強調した。同議定書は2000年1月29日に採択され、2003年9月11日に発効した。同議定書はバイオテクノロジーが急速に進歩する中、生きている改変生物(LMO)が生物多様性に及ぼし得る悪影響を評価する国際的規制枠組を確立した。リスク評価のガイダンス資料を作成し、LMOの安全な輸送、処理、利用を要求している。同議定書の主要素であるバイオセーフティ・クリアリングハウスでは、締約国や利害関係者がLMOに関する重要情報を共有している。現在172か国とEUが参加しており、最近では2020年1月23日にウズベキスタンが参加した。2021〜2030年のカルタヘナ議定書実施計画の策定プロセスが進められており、2020年10月に昆明(中国)で開催される国連生物多様性会議での採択が目指されている。実施計画はポスト2020生物多様性世界枠組と合わせて策定されており、2050年へのビジョンである「自然と共生する世界」の実現に寄与する。【生物多様性条約】

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