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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、五大湖沿岸13都市のグリーンインフラ・プロジェクトを助成

環境一般】 【掲載日】2016.08.30 【情報源】/2016.08.10 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、五大湖回復イニシアティブ(GLRI)を通じて、インディアナ州、オハイオ州、ミネソタ州、ニューヨーク州、ウィスコンシン州の13都市のプロジェクトに計200万ドル以上助成すると発表した。助成金は、遊泳可能な湖岸域の公衆衛生と水質を改善するグリーンインフラ・プロジェクトに利用される。助成対象都市は、プロジェクトによって遊泳ビーチを汚染し、五大湖に流入する未処理の雨水を1300万ガロン以上削減できると予想している。具体的には、雨受けガーデン、バイオスウェイル(雨水を貯留およびろ過する低湿地)、屋上緑地透水性舗装、緑道、人工湿地、雨水ツリートレンチ(街路樹と連結した地下の雨水貯留・ろ過構造)などのグリーンインフラを設置する。例えば、インディアナ州イーストシカゴでは、雨水流出を軽減し、土砂、栄養塩、化学物質、細菌などの汚染物質がミシガン湖に達する前にろ過するグリーンインフラを設置するという。

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