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環境ニュース[国内]

王子ネピア、WWFジャパンと国際的森林認証「FSC」の普及促進でライセンス契約

環境一般 CSR】 【掲載日】2017.03.22 【情報源】企業/2017.03.16 発表

 王子ネピアは、環境保全団体の公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)と、国際的な森林認証制度FSC森林管理協議会)」の普及促進を目的に提携することで合意した。同社は王子製紙を中核にする王子ホールディングスグループ企業で、ティッシュペーパーやトイレットロールを手掛ける。商標ライセンス契約を結び、啓発活動を展開する。

 家庭用紙メーカーとして日本で初めての取り組みという。ティッシュペーパーやトイレットロールといった王子ネピアの身近な紙製品を通し、協働してFSCの普及を進めることで、WWFが推進してきた森林資源の持続可能な利用について日本の消費者への浸透を図る。王子ネピアが販売しているFCS対象商品全てに啓発ロゴマークを表示する。

 商品に印刷する啓発ロゴマークは、WWFのパンダのマークとFSCのマークとともに「森から未来へ! WWFはFSC認証を応援しています」の文言が入る。ボックスティッシュ、トイレットロール、キッチンタオル、紙おむつなどに順次、ロゴマークを表示する。王子ネピアは業界に先駆けて2011年からFSC認証紙を採用している。

 環境省が提唱する「環境月間」の6月に合わせたキャンペーンも計画し、FSCをPRして森林保全を呼び掛ける。FSCは、適切に管理された森林と、そこから切り出された木材の流通・加工の過程を認証する。認証製品を使用することが森林の保護につながる。王子グループは海外の植林約28万haのうち、約19万haで森林管理認証を取得している。
【王子ネピア株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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