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環境ニュース[国内]

イオン、「持続可能な調達方針」「2020年の調達目標」策定、認証100%取得へ

環境一般 CSR】 【掲載日】2017.04.24 【情報源】企業/2017.04.19 発表

 イオンは、農産物、畜産物、水産物、紙・パルプ・木材、パーム油に関して「イオン持続可能な調達方針」と「2020年の調達目標」を策定した。目標では水産物、紙・パルプ・木材、パーム油で、各認証の100%取得を目指す。世界基準に基づいて生産された商品を調達し安全で安心な商品を提供するとともに、持続可能な社会実現に貢献する。

 CSR企業の社会的責任)と事業活動を一体化させた経営の一環で取り組む。国連が国際社会共通の目標として2015年に採択した「持続可能な開発のための2030アジェンダ(行動計画)」に含まれる持続可能な開発目標(SDGs)に適合するものだ。農産物、畜産物、水産物、紙・パルプ・木材、パーム油それぞれで方針と目標を定めた。

 農産物と畜産物は、プライベートブランドで食品安全推進団体「GFSI」ベースの適正農業規範(GAP)管理の100%実施を目標に掲げる。農産物ではオーガニック(有機栽培)の売り上げ構成比を5%にする。水産物の目標は、グループスーパーでのMSC(海洋管理協議会)とASC(水産養殖管理協議会)の流通・加工認証(CoC)の100%取得と定めた。

 紙・パルプ・木材は、適切に管理された森で生産された木材やパルプを商品の原材料や店舗の資材に使って森林破壊を防ぐ。プライベートブランドでFSC森林管理協議会)認証原料の100%利用を目標にする。パーム油は、森林破壊防止と生物多様性に配慮した調達を進め、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)認証原料を100%にする。
【イオン株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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