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環境ニュース[国内]

2012年の地球全体の温室効果ガスの濃度 過去最高を記録

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.11.07 【情報源】気象庁/2013.11.06 発表

 世界気象機関(WMO)がまとめた「温室効果ガス年報第9号」で、2012年の二酸化炭素メタン一酸化二窒素の世界年平均濃度が、統計開始以降の最高値を記録していたことが、平成25年11月6日の気象庁発表で明らかになった。
 WMOの全球大気監視(GAW)計画から得た観測成果の最新の解析によると、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)の世界平均濃度は、2012年にいずれもこれまでの最高濃度を更新して、二酸化炭素で393.1ppm、メタンで1819ppb、一酸化二窒素で325.1ppbに達した。これらの濃度は、工業化以前(1750年以前)の値より、それぞれ41%、160%、20%増加し、過去最高値を記録した。
 なお、今回の年報のトピックスでは、1999年から2006年までほぼ一定であった大気中のメタン濃度が、2007年に再び増加し始めていることを指摘、その原因として、熱帯域および北半球中緯度からのメタン排出量の増加をあげている。【気象庁】

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