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環境ニュース[国内]

日立グループ、環境省「ライトダウンキャンペーン」に参加、通天閣広告も消灯

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.06.22 【情報源】企業/2016.06.16 発表

 日立グループは、環境省が実施する「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」に今夏も参加する。特別実施日に指定されている6月21日(夏至)と、7月7日(七夕、クールアース・デー)の2日間、午後8〜10時に全国187カ所の拠点で消灯する。大阪のランドマーク、通天閣(大阪市浪速区)でも「HITACHI」のLED発光ダイオード)ネオン広告を消す。

 CO2削減/ライトダウンキャンペーンは環境省が2003年に始め、温暖化防止を目的にライトアップ施設や家庭の消灯を呼び掛ける。今夏は6月21日〜7月7日が啓発期間で、6月21日と7月7日は特別実施日として午後8〜10時に一斉消灯を求める。日立はキャンペーンの趣旨に賛同し、開始された2003年から継続して参加していて、電力の使用量を削減している。

 今夏は通天閣を含む187拠点でネオンや看板照明、構内外灯、オフィス照明などを消灯する。これによる電力削減量は約6700kWhになり、約3.3tのCO2排出量を低減する。通天閣は広告ネオン全面と照明設備を消し、約245kWhの電力使用量を削減する。グループが5〜10月に展開する各種の節電施策では約78万kWhの削減を見込み、CO2削減量は約390tにのぼる。

 CO2削減/ライトダウンキャンペーンでは日立のほかにも自社の著名な施設で消灯する会社が多い。JR東日本は東京駅(東京・千代田区)で両日午後8〜10時に丸の内側の駅舎と八重洲側のビルの外壁灯などのライトアップを消す。アサヒビールを中核にするアサヒグループホールディングスは本社ビル(東京・墨田区)横の「炎のオブジェ」を消灯する。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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