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環境ニュース[国内]

横浜ゴム、静岡県掛川市の海岸防災林再生支援で苗木を提供、ボランティアも参加

地球環境】 【掲載日】2016.06.22 【情報源】企業/2016.06.15 発表

 横浜ゴムは、静岡県掛川市の海岸防災林再生支援で苗木を提供した。同市で6月11日に開催された「掛川潮騒の杜(もり)植樹祭」に775本の苗木を届けるとともに、58人の従業員がボランティアとして参加した。同市と県、国が連携して南海トラフ巨大地震で予想される津波被害低減を目的に、森の防波堤をつくる活動だ。

 掛川市は、南海トラフ巨大地震で想定される最大クラスの津波による浸水被害が想定されている。地震・津波による死者ゼロに向け、防潮堤を最大クラスの津波に対応した高さにかさ上げして、クロマツや広葉樹を植栽する海岸防災林強化事業「掛川モデル」に着手した。約10kmの海岸線に約20年をかけて森の防潮堤を設置する。

 横浜ゴムは2012年から、企業や市民、行政が協働して海岸線を含む掛川市内の各地で植樹する「希望の森づくり」の企業パートナーになっていて、市に苗木を提供してきた。掛川モデルはこうした市の活動実績を基に2015年に始まり、横浜ゴムは同年に1100本の苗木を提供した。2回目の今回は市民など800人が3150本を植えた。

 森の防潮堤は、生態学者で横浜国立大学の宮脇昭・名誉教授が提唱する。横浜ゴムは宮脇・名誉教授の指導を受け、国内外の生産事業所に2017年までに50万本を植樹する「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトを進め、2015年度末までに約41万本を植えた。このノウハウを活用して各地で苗木の提供や植樹指導などを実施している。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)
 

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