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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、地域社会が気候変動に備えるためのウェブポータルを公開

地球環境】 【掲載日】2016.10.25 【情報源】/2016.10.06 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、全国の地域社会に気候変動に対する回復力を強化するための情報とツールを提供する新たなウェブポータル「適応リソースセンター」(Adaptation Resource Center: ARC-X)を公開した。最近の統計によると、連邦政府では過去10年間で極端気象と火災に直接起因するコストが3570億ドル以上発生しており、気候変動によって今後数十年間に地域社会に財政およびインフラ面で大きな困難が生じると予想されている。こうした困難に地方自治体が対処できるよう、EPAは2015年に自治体のための気候変動適応トレーニングを開始しているが、さらに今回ARC-Xを起ち上げた。ARC-Xは、適応の全プロセスを通して利用者を支援するよう設計されており、特定の地域や懸念事項のための気候変動の影響に関する情報、気候変動によってもたらされるリスクに対処するための適応戦略、同様の懸念事項を抱える他の地域社会における適応の成功事例、適応戦略の実施に役立つツール、EPAやその他の連邦機関からの助成や技術支援の情報を提供する。【アメリカ環境保護庁】

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