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環境ニュース[国内]

世界資源研究所、企業の「科学に基づく排出削減目標」イニシアティブの進捗は予想以上と報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.12.01 【情報源】/2016.11.16 発表

 世界資源研究所(WRI)は、18か月前に起ち上げられた企業の「科学に基づく排出削減目標」イニシアティブは、排出削減目標の設定を約束する企業が週当たり2社以上と、予想以上のペースで進んでいると報告した。同イニシアティブでは現在200社が温暖化を2℃より十分低く抑えるという目標に沿った排出削減目標の設定を約束している。約束した企業は2年以内に目標を設定し、目標が厳密な基準を満たしているか専門家チームの審査を受ける。200社のうち既に26社の目標が専門家チームによって承認されているという。200社を合わせると4.8兆ドルの市場価値があり、その事業によるCO2排出量は年間6億2700万トンに相当する。目標を設定する企業は、自社の操業だけでなく、価値連鎖の全体で排出削減を試みる必要がある。企業は排出の測定と管理によって、削減の機会の特定、サプライヤとの協力、環境に優しいサプライヤへの移行、製品のエネルギー効率向上、流通網の再考を進める。参加企業は33か国にまたがり、食品、製薬、自動車、電気事業者など、広範な部門を代表している。【世界資源研究所

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