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環境ニュース[国内]

ドイツ 連邦内閣がモントリオール議定書キガリ改正の批准を承認

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.03.22 【情報源】/2017.03.08 発表

 ドイツ連邦内閣は、オゾン保護のためのモントリオール議定書キガリ改正の批准を承認した。2016年10月にルワンダの首都キガリで採択された同議定書キガリ改正では、17種類のハイドロクロロフルオロカーボン(HFC)の生産と使用を制限し、段階的に85%まで削減することが定められており、これが実現すると、気温上昇が0.5度抑えられると考えられている。削減義務期間として、先進国は2019年から2036年、途上国は2024年から2045年、または2028年から2047年と定められている。今後、連邦議会と連邦参議院がキガリ改正の批准を承認すると、ドイツは、最初の批准国のひとつとなり、これにより、同改正議定書の発効にむけた基礎を築くことになる。締約国のうち20か国がキガリ改正の批准を行うことにより、同改正は2019年1月1日に施行される。EUにおいては、今回の削減規定は新しいものではなく、すでに2015年1月に、Fガスの排出削減が定められた指令が施行されている。【ドイツ連邦環境省】

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