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環境ニュース[国内]

気候およびビジネスのリーダーら、2020年は気候変動に対処するための重要な節目と指摘

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.04.24 【情報源】/2017.04.10 発表

 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)によると、フィゲレス前事務局長が主催した会合で気候およびビジネス分野のリーダーが、2020年を炭素排出の影響に対処するための節目と指摘した。会合では新たに発表された報告書「2020年:気候の転換点」に基づき、2020年までに企業、投資家、政策決定者が行うべきことを取りまとめた。それによると、2020年までに、電源として再生可能エネルギーは世界中で化石燃料を上回ること、世界の主要都市および輸送経路において「ゼロ排出輸送」がすべての新たな移動手段で望ましい形態となること、都市および州はインフラを完全に脱炭素化するための政策と規制を計画し実施を進めていること、土地利用では森林減少を止めてこれを土地回復に置き換え、地球に優しい農業手法に移行すること、重工業(鉄鋼業、セメント、化学物質、石油ガス)はパリ協定の順守を約束すること、などが必要だという。フィゲレス前事務局長は2020年の転換を実現できるよう、産業横断的な活動を継続的に促進していくとし、ツイッターでは#2020DontBeLateのハッシュタグで情報を発信していくという。【国連気候変動枠組条約

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