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環境ニュース[国内]

IPCC、第6次評価報告書(AR6)作業部会報告書のアウトラインを決定

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.09.25 【情報源】/2017.09.10 発表

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、カナダのモントリオールで開催されたIPCC第46回総会で第6次評価報告書の3つの作業部会報告書のアウトラインに合意した。アウトラインは幅広い分野の科学的専門知識と政策決定者の優先事項を統合しており、あらゆるレベルの政策決定者に役立つ、気候変動についての包括的でバランスの取れた評価を可能にするものだという。2017年5月にアジスアベバで開催されたスコーピング会合を経てアウトライン案が作成され、総会でIPCCの195の参加国が最終案に合意した。合意したアウトラインはIPCCのウェブサイトで公開されている。第一作業部会は気候変動の自然科学的根拠、第二作業部会は気候変動の影響・適応・脆弱性、第三作業部会は気候変動の緩和を評価する。作業部会報告書は2021年に完成が予定されており、次のステップでは政府などから執筆者の推薦を集める。AR6統合報告書のアウトラインは2019年に合意する予定となっている。統合報告書は3つの作業部会の報告書と特別報告書を統合し、2022年4月に完成する予定である。【気候変動に関する政府間パネル】

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