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環境ニュース[国内]

気候変動に関する政府間パネル、第6次評価報告書の執筆者を選出

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2018.04.20 【情報源】/2018.04.06 発表

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、第6次評価報告書(AR6)の執筆者となる90か国の721人の専門家を統括執筆責任者(CLA)、代表執筆者(LA)、査読編集者(RE)として決定した。執筆者らは、各国政府やオブザーバー機関の推薦を受けた105か国2858人の専門家の中から、IPCCの3つの作業部会のビューロー(議長団)が選出した。今回の執筆者のうち、途上国か経済移行国からの参加者は44%、初参加は53%、女性は33%となった。前回の評価報告書(AR5)では、執筆者829人(80か国)のうち途上国・経済移行国からの参加は37%、初参加68%、女性21%で、途上国の科学者と女性の比率が増加したことになる。今後、執筆者らは発表済みの科学的文献の精査に入り、2017年9月のIPCC第46回総会で合意されたアウトラインに沿って報告書のドラフト(案)を作成する。各作業部会の報告書は2021年にまとめられ、それを基にAR6の統合報告書が2022年前半に完成する予定である。【気候変動に関する政府間パネル

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