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環境ニュース[国内]

世界気象機関、アフリカのビクトリア湖における気象災害早期警戒システム構築へ

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2019.02.13 【情報源】/2019.01.30 発表

 世界気象機関(WMO)は、ビクトリア湖における極端気象の早期警戒とレジリエンス強化のため、HIGHWAY(HIGH impact Weather Lake System)プロジェクトのもとキャンペーンを実施すると発表した。同湖は、ケニア、ウガンダ、タンザニアにまたがるアフリカ最大の淡水湖であり、世界最大の内水面漁場でもある。同湖では、毎年数千人の漁師らが暴風雨によって死亡し、その家族4万人の生活に影響が及んでいる。周辺地域は警報の不備のため暴風雨の被害を直に受けている。キャンペーンは2019年春より実施し、上記3か国の気象水文機関(NMHS)を取りまとめる中央センターを設けて同湖に関する全データを利用できるようにすることが検討されている。HIGHWAYは、早期警戒システムを改善して自然災害の被害を減らす10年間の研究プロジェクトHIWeatherの一環であり、イギリス国際開発省(DFID)の出資を受け、ケニア、ルワンダ、タンザニア、ウガンダ、イギリスのNMHSと、アメリカ大気研究センター(NCAR)が参加している。【世界気象機関

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