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環境ニュース[国内]

フランス、独立技術委員会の自動車排出ガス検査の中期評価を実施

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2016.04.20 【情報源】/2016.04.07 発表

フランス環境・エネルギー・海洋省は、排ガスによる大気汚染を防ぐ取り組みの一環として、自動車100台で汚染物質排出を検査するプログラムを進めているが、このほどその実施にあたる独立技術委員会のプログラム中期評価会合を開催した。このプログラムでは、同国の自動車市場からランダムに選んだ自動車100台の排ガスを、技術委員会が検証した検査計画に従って自動車・二輪車技術連合(UTAC)が検査し、試験場での値と比較する。結果は技術委員会に報告される。今回の中期評価によると、これまでに15ブランド52台の自動車の検査が実施され、既に窒素酸化物(NOx)とCO2の排出で数件の異常が確認されたという。欠陥があったメーカーは独立技術委員会が聴取を行う。ロワイヤル大臣は自動車メーカーへの国民の信頼回復を通じてクリーンで効率の良い自動車の迅速な普及を図り、大気環境改善への取組を続けるとしている。

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