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環境ニュース[国内]

フランス、大気汚染を緩和するための交通規制区域の設置に関する省令を公示

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2016.07.18 【情報源】/2016.06.29 発表

 フランス環境・エネルギー・海洋省は、大気汚染を緩和するための交通規制区域(ZCR)の設置手続きを定めた省令を官報に公示した。2015年に成立したエネルギー移行法は、汚染地域の住民の健康を保護するため、地方自治体がその地域の一部または全部について、特に汚染度の大きい車両に対しZCRを設けることができるとしている。今回の省令は、このZCRの計画と協議の手順を定めたもので、環境調査による裏付けと、対象区域とその周辺の交通関連機関、近隣自治体の議会、道路管理者などの意見をもとに自治体の条例によって設けられるとしている。
同省はこれに加え、大気汚染対策強化の一環として、1)地域が戦略的目標を設定する際のツールとなる「地域の気候・大気・エネルギー計画(PCAET)」に関する省令、2)都市交通計画の対象となる人口10万人超の都市圏のリスト、および大気保護計画の対象となる25万人超の都市圏のリストの更新簡素化に関する省令も併せて公示した。

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