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環境ニュース[国内]

東京都、5年間で143万トン削減 自動車からのCO2排出量

大気環境 交通問題】 【掲載日】2017.06.13 【情報源】地方自治体/2017.04.14 発表

 東京都は、都内の事業者が使用する自動車からの二酸化炭素(CO2)排出量が2011年度からの5年間で143万トン削減されたと発表した。都は低公害車・低燃費車への代替やエコドライブ、自動車使用の合理化などの取り組みが要因とみている。
 都は環境確保条例に基づく自動車環境管理計画書制度を01年度から実施。都内(島嶼を除く)で自動車を30台以上使用するすべての事業者に対し、自動車による環境負荷の低減のため、自主的な環境配慮の取り組みについて5年ごとの計画書と毎年の実績報告書の提出を義務付けている。
 今回は実績報告書を15年度まで連続して提出している1535社のCO2削減の実績を集計した。低公害車・低燃費車への代替が進み、15年度には特定事業者が使用する自動車のうち、低公害・低燃費車の占める割合が46%と半数近くになった。都内の次世代自動車などの割合が9.6%であるのに対し、同計画書を提出している事業者は10.2%と上回っている。
 また、共同輸配送などの有効利用、公共交通機関の利用促進など、自動車使用の合理化が進んでいる。貨物運送業と旅客運送業では、ほぼすべての事業者がエコドライブ教育を実施している。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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