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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、大学キャンパス雨水管理設計コンペティションの2015年度受賞者を発表

水・土壌環境】 【掲載日】2016.05.19 【情報源】/2016.04.20 発表

アメリカ環境保護庁(EPA)は、大学生チームがキャンパスの雨水管理の設計案を競う「キャンパス・レインワークス・チャレンジ」の2015年度の受賞者を発表した。これは、雨水による水質汚濁をグリーンインフラによって防止する革新的な設計を募るもので、今回が4回目になる。設計は「マスタープラン」と「実証プロジェクト」の2部門で募集され、前者では大学キャンパス全般、後者では参加チームのキャンパス内の特定の場所で、それぞれグリーンインフラを導入する。

 マスタープラン部門の第1位は、テキサス大学アーリントン校が受賞した。チームはキャンパスの北西から南へ流れる小川を利用したグリーンインフラの設置を計画した。この計画は雨水流出を年間25インチ減らし、太陽電池セルを使って年間100万キロワット時以上発電し、キャンパスの樹木被覆率を89%高め、CO2を5000トン緩和できる可能性があるという。マスタープラン部門の第2位はスティーブンス工科大学、実証プロジェクト部門では第1位がメリーランド大学カレッジパーク校、2位はカリフォルニア大学バークレー校の各チームが受賞した。

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