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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、第5回キャンパス・レインワークス・チャレンジの募集を開始

水・土壌環境】 【掲載日】2016.09.15 【情報源】/2016.09.01 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、大学生チームがキャンパスの雨水管理の設計案を競うキャンパス・レインワークス・チャレンジの募集を開始した。チームは大学キャンパスを実験台として、雨水汚染を軽減し気候変動に対する回復力を強化するグリーンインフラシステムの開発に取り組む。同チャレンジは今年で第5回となり、2012年以降、420以上の学生チームが同チャレンジに参加しているという。グリーンインフラは、降ったその場で雨水を処理し、汚れた雨水の下水システムへの流入を防ぐことで、地域の水路の汚染を軽減する自然を利用したシステムで、屋上緑地、透湿素材、緑道、雨受け庭園、雨水利用システムなどが考えられる。また、グリーンインフラには、水インフラへの負荷軽減、洪水管理、ヒートアイランド現象の軽減、エネルギー需要の削減によって、気候変動に対する回復力を強化する機能もある。地域社会でも、グリーンインフラの導入によって排管、ろ過装置、貯水設備などのコンクリートによるインフラの機能を補う取組を進める例が増えているという。【アメリカ環境保護庁】

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