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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、小規模水事業者への技術支援に2540万ドルを拠出

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2018.04.24 【情報源】/2018.04.11 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、飲料水供給や排水処理を担う小規模水事業者を支援するため、2540万ドルを拠出すると発表した。これは水事業者が水質を向上させ安全飲料水法(SDWA)を遵守できるよう、職員研修や技術支援を実施するもので、事業者が重要なインフラ改修時期を見極めるなど業務内容の改善にも役立つという。資金はこのほか、民間の井戸所有者に対する井戸水の水質保護のための情報提供にも使われる。アメリカの約15万の公共水システム事業者のうち、利用者数が1万人未満のものは97%以上、500人未満も80%以上と、大半が小規模事業者である。その多くが連邦や州の規則に適合した信頼しうる飲料水の供給や排水処理サービスを実施していくうえで何らかの問題を抱えているという。今回の助成対象団体の一つ、米国地方水道協会(NRWA)は、これまでもこのEPAの助成を受けており、全国の小規模水事業者のために、事業者認証研修、継続教育の講習会、SDWA遵守支援のプログラムを展開している。【アメリカ環境保護庁】

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