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環境ニュース[国内]

アメリカとカナダ、五大湖の環境は引き続き回復と報告

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2019.07.03 【情報源】/2019.06.13 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)によると、アンドリュー・ウィーラーEPA長官とカナダのキャサリン・マッケナ環境・気候変動相は2019年6月13日、五大湖水質協定(GLWQA)に基づく公約実現への取組を両国が進め、五大湖の水質・生態系は2017〜2019年も引き続き回復していると2019年度進捗報告書で公表した。GLWQAは1972年に締結され、2012年に改正された。この2012年GLWQAに基づいて報告書は3年毎に作成され、今回は2回目。五大湖流域にはアメリカ国民の10人に1人、カナダ国民の3人に1人(計4000万人超)が住み、動植物も3500種あまりが生息している。五大湖は両国民にとって雇用、淡水等の貴重な供給源である。進捗報告書によると、この五大湖の水質と生態系の健全性を回復・保護し、国境両側の懸念地域の長年の環境劣化に対処する協調した取り組みは著しい成果を挙げているという。また、有毒藻類の汚染地域、特にエリー湖流域では、栄養素流入を削減することで今後も藻類増殖を抑制していくとしている。ミルウォーキーでは6月17〜19日、市民参加による五大湖公開フォーラムが開かれる予定である。【アメリカ環境保護庁】

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