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環境ニュース[国内]

韓国環境部、家畜糞尿管理に関する詳細な検査を実施

ごみ・リサイクル】 【掲載日】2016.05.16 【情報源】/2016.04.15 発表

韓国環境部(ME)は、4月18日から5月6日まで、地方自治体と共同で全国の家畜糞尿処理施設の合同検査を実施する。この検査の目的は、家畜糞尿、堆肥、液体肥料の違法な処理を取締り、有機物質や窒素リンなどの栄養塩類が川に流出するのを阻止して、藻類ブルームの発生を防ぐことである。検査は畜産農場(特に水源保護地域を含む主要河川に近い地域、牛舎や農地の周辺地域、悪臭による市民の苦情が多発する地域、過去に条例違反をした畜産農場、家畜糞尿リサイクル事業所が対象となる)を中心に行われ、家畜糞尿の実際の管理状況や、堆肥や液体肥料の近隣農地や公共用水への流出に焦点が当てられる。韓国環境部は、全国の家畜糞尿処理施設、リサイクル事業所、液体肥料流通センターの中から、検査のために840ヵ所を選択。条例に違反した事業所には、「家畜糞尿の管理と使用に関する条例施行規則」に基づき、使用の一時停止、処理の禁止、もしくは事業の操業停止が課される可能性がある。

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