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環境ニュース[国内]

ドイツ 連邦内閣が容器包装のリサイクル厳格化を目指した法案を承認

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2017.01.13 【情報源】/2016.12.21 発表

 ドイツ連邦環境省は、ドイツ連邦内閣が家庭ごみのリサイクル量を高めることを目的にした有価廃棄物分別回収法案を承認したことを公表した。今法案では、産業界と商業界によって財政拠出されているデュアルシステムに対し、今後、より高いリサイクル率の達成が求められる。その数値は、プラスチック容器が2022年までに63%(現在36%)、金属(同60%)、紙(同70%)、ガラス(同75%)が、2022年までに90%となる。さらにリサイクルが容易な容器デザインを採用する生産者が報われるよう、デュアルシステムの料金設定時には、デザインの環境負担への考慮が求められる。容器包装の処理業者はこれまでと同様に公示を通じて選択される。さらに、公正な競争と一貫した履行を保証するために、登録や規格化を担う機関が生産者や販売店の出資により設立される。廃棄物回収の日程や方法については、それぞれの自治体が決定することになり、これにより、残余廃棄物と有価廃棄物の回収が最善の形態になることが期待される。さらに、容器包装廃棄物とその他のプラスチックや金属などの廃棄物の共同回収が容易となる。また、ワンウェイとリターナブル容器の明確な差を表示する商品棚におけるラベリングも導入される。【ドイツ連邦環境省】

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