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環境ニュース[国内]

プラスチックごみ製ダウ船、ケニアからザンジバル島に出航へ

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2019.01.23 【情報源】/2019.01.11 発表

 国連環境計画(UNEP)は、世界初のプラスチック廃棄物製のダウ船「FlipFlopi」号がケニアのラム島からタンザニアのザンジバル島へ処女航海に出ることを報じた。「FlipFlopi」号は全長9メートルの帆船で、ケニアの沿岸や都市で回収された10トンのプラスチック廃棄物を溶解・成型し、木造船と同じ方法で伝統的ダウ船職人が造船した。カラフルな外装は、ラム島で回収したビーチサンダルでできている。「FlipFlopi」号は、2019年1月24日に出港し、500キロメートルの航海中にアフリカ東岸の地域社会に立ち寄り、2月7日にザンジバル島のストーンタウンに入港する予定となっている。航海を通じてプラスチック廃棄物に関する意識啓発に寄与することを目的としている。魚介類を重要な蛋白質源とするアフリカ大陸では、プラスチック汚染による海洋生態系への悪影響は食料安全保障の問題でもある。ケニアは使い捨てレジ袋に対する世界で最も厳しい法律を制定しており、2018年12月にはブルー・エコノミーに関する国際会合を開催した。【国連環境計画

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