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環境ニュース[国内]

日立アプライアンス、施設用照明「高天井用LED器具」発売、省エネトップ水準を達成

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.07.25 【情報源】企業/2016.07.15 発表

 日立アプライアンスは、工場や倉庫、体育館などで使う施設用の小型・軽量照明「高天井用LED(発光ダイオード)器具」27機種を7月22日に発売する。同社は日立製作所の100%子会社で、台所・家事製品や照明・住宅設備機器を手掛けている。新たに開発した高放熱ボディーと、効率の高いLEDモジュールを採用し、省エネ性能で業界トップ水準を達成した。

 高放熱ボディーは、LED光源基板を取り付ける放熱フィンと電源回路のケースを一体部品で構成した。熱伝導性の高いアルミの押し出し成形で一体化することで効率的に放熱できるようにした。これによってビームの開き角度が特広角(120度)の9機種で1Wあたり175.1〜177.2Lm(ルーメン)と固有エネルギー消費効率トップクラスを実現した。

 広角(90度)と中角(60度)の18機種も、1Wあたり156.8〜163.1Lmの高い省エネ性能がある。器具の大きさは、アルミ製高放熱ボディーの新構造で高さ240mm、最大幅264mmと、同クラスのHID(高輝度放電)ランプの約3分の2に小型化した。鋼板製だった電源回路ケースをアルミと樹脂にすると同時に、主要部品の点数も23点から9点に削減した。

 小型化に加え、重さも2.9〜3.4kgと約半分に軽量化した。施工性が向上し、高所での取り付け作業の負担軽減につながり、既設のHIDランプ器具からの置き換えを容易にする。LEDの光源寿命はHIDランプの約5倍の6万時間ある。軒下や粉じんが舞う工場で使用できる防湿・防雨形(粉じん対応)も9機種ラインアップし、幅広いニーズに応える。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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