一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

国際エネルギー機関、再生可能エネルギーの市場シェアは引き続き拡大と報告

エネルギー】 【掲載日】2016.08.11 【情報源】/2016.07.28 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、世界のエネルギー供給に占める再生可能エネルギーのシェアに関する包括的なデータを公表し、再生可能エネルギーが世界の電力生産源に占める割合が石炭に次いで2番目に大きいと報告した。これによると、世界における再生可能エネルギーの生産量は、2013年から2014年にかけて2.6%増加し、2014年末までに石油換算で18億9400万トンに達した。これは総一次エネルギー供給量(TPES)137億トンの約7分の1(13.8%)にあたるという。1990年以降、再生可能エネルギーは年平均で2.2%増加している。特に、著しい技術の進歩によって太陽光発電(46.2%)と風力発電(24.3%)が急成長し、主にOECD諸国と中国で増加しているという。また、非OECD諸国では、各家庭で木材などの固形バイオマス燃料を使用していることから、再生可能エネルギーの消費量が多く供給の割合も高いが、OECD諸国では再生可能エネルギーが総供給量に占める割合は9.4%とかなり低いという。

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース