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環境ニュース[国内]

アメリカ国立再生可能エネルギー研究所、風力発電のコストは今後大幅に下がると予測

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.09.27 【情報源】/2016.09.13 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)は、ローレンス・バークレー国立研究所(LBNL)等と協力して行った研究により、風力発電のコストは今後大幅に下がる見通しだとする研究論文を科学誌「Nature Energy」に新たに公表した。「将来の風力発電コストに関する専門家の見解から」と題した同研究論文は、風力発電の専門家163人の世界的研究を集約し、陸上、着床式洋上、浮体式洋上の3方式の風力発電に関し、今後可能なコスト削減の大きさ、削減対象のコスト、技術革新の継続に必要な条件等への見識を得た。最も有力な予測(中央値)では、2014年値を基準とした3方式全体の均等化発電原価で2030年までに24〜30%、2050年までに35〜41%下がると見込む。業界の積極的な研究開発等で発電コストはさらに下がるとし、近年見られる風力発電プロジェクトの初期費用の大幅削減や稼働率評価による業績の改善も、事業費削減や風力タービンの寿命延長等と同様、今後さらに進展すると予測している。【アメリカ国立再生可能エネルギー研究所】

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