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環境ニュース[国内]

ドイツ連邦内閣、2016年のエネルギーシフトモニタリング報告書を承認。発電量に占める再生可能エネルギーは3分の1に増加

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2018.07.24 【情報源】/2018.06.27 発表

 ドイツ連邦内閣は、第6次エネルギーシフトモニタリング報告書を承認した。報告書は、2016年の時点でのエネルギーシフトの状況と実行に向けた進展をまとめたもので、2011年に開始したモニタリングプロセス「未来のエネルギー」の一部である。モニタリングプロセスは、独立した専門家委員会によって科学的に実施されている。報告書によると、2016年は、発電量の31.6%が再生可能エネルギーによって供給されており、2017年は更なる増加が見込まれているという。また、ドイツの電力供給状況は安定し、国際的にもトップレベルであり、エネルギーシフトの成功に向け、連邦政府は、特に電力網の迅速な拡張、既存の系統の改善、再生可能エネルギーと系統容量の同期化に尽力するとしている。また、2016年のエネルギー消費量は、経済発展と比較的涼しい気候であったことから1.4%増加。2020年の削減目標達成にむけて更なる対策の実施が必要であるとしている。温室効果ガスも若干増加したことから、連邦政府は、2020年気候保護行動プログラムに追加するべき対策について調査するとしている。報告書は、連邦議会と連邦参議院に送られ、公開される。【ドイツ連邦経済エネルギー省】

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