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環境ニュース[国内]

群馬県前橋市、小水力発電所が発電開始 赤城山の農業用水を活用

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2018.10.11 【情報源】地方自治体/2018.08.01 発表

 前橋市は、再生可能エネルギー導入推進の一環として、同市富士見町赤城山の林道沿いに建設していた「まえばし赤城山小水力発電所」が完成し、発電を始めた。
 農業用の赤城大沼用水を活用し、取水口からの落差約109mを利用して発電する。発電機には「立軸ペルトン水車」を採用。高い落差や少ない流量に適しており、横軸と比べて機器の設置スペースが半分程度で済むのが特徴だ。
 最大出力は236kW、年間発電電力量は約1195MWhを見込む。発電した電力は、再エネの固定価格買い取り制度に基づき、東京電力エナジーパートナーに売電する。売電収益は年間約400万円を見込んでいる。
 売電収益は同市の「絆でつなぐ環境基金」に積み立てる。同基金は、大規模太陽光発電の売電収益などを積み立て、住宅用の高効率給湯器の設置助成金や、震災などで被害を受けた地域の環境再生支援事業などに活用している。
 
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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