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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、メタン・チャレンジ・プログラムの成果を報告

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2020.07.16 【情報源】/2020.06.30 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、天然ガスSTARメタン・チャレンジ・プログラムに参加する石油天然ガス企業が、自主的な活動を通じ、2016〜2018年にCO2換算で500万トン超のメタンガスの排出を削減したと報告した。報告されたデータによると、販売部門では、鋳鉄製や破損しやすいスチール製のパイプライン約8000マイルを交換することにより、メタン排出を57万トン超(CO2換算)削減した。また輸送分野では予定されたパイプの交換・保守管理時に発生するメタン排出を400万トン超(CO2換算)削減。これまでの各社のメタン排出削減は約3200万ドルに相当するという。このプログラムは、EPAが石油天然ガス企業と協力して2016年に開始した自主的プログラムで、各企業がメタンガスの削減、企業の活動の追跡・報告を約束し、その成果をEPAが認定するプラットフォームとなっており、現在、生産、輸送などの分野から60社以上が参加している。自主的な取組みについて各企業が提供する広範なデータは、市民に重要な情報を提供し、効率化や排出削減を目指す他企業の指針となる。【アメリカ環境保護庁】

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