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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、中小企業による環境技術の開発に助成

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2016.03.14 【情報源】/2016.02.29 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、中小企業技術革新研究(SBIR)プログラムにより、環境保護のための革新的技術を開発する小規模企業8社に30万ドルを助成すると発表した。今回発表されたのは、SBIRプログラムの第2段階での契約で、第1段階で革新的環境技術の研究企画を提出し、最大10万ドルの助成金契約を得た企業のみが対象となっていた。第2段階では、製品・アイデアのさらなる開発・商業化のために資金交付される。対象企業は、飲料水用ろ過装置を開発するアスペン・プロダクツ・グループ社、廃食用油からのバイオ燃料生産システムを開発するエンバイロメンタル・フユエル・リサーチ社など8社。
 SBIRプログラムは、連邦機関の研究開発への中小企業の役割強化等のため1982年に制定され、EPAなど11省庁が参加している。同プログラムには従業員500人以下の営利企業が応募できる。過去には、製造設備の屋内空気健全化のために環境に優しい離型剤を開発したGVD社、低コスト海水淡水化技術を新たに開発したオケアノス・テクノロジーズ社等が選ばれている。【アメリカ環境保護庁】

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