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環境ニュース[国内]

大栄環境、宮崎県三股町と「宮崎山林」の環境保全協定を締結

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2016.10.12 【情報源】企業/2016.10.07 発表

 大栄環境は、グループで山林の管理・運営を手掛ける総合農林が所有する宮崎県三股町の山林「宮崎山林」について、同町と環境保全協定を10月6日に締結した。今後10年間、法令を順守し計画的な森林施業を実施することにより環境を保全に貢献する。加えて、地域社会との交流を実施することにより地域の発展に寄与する。

 協定の期間は同日から2026年9月30日までとなる。三股町が認定する森林経営計画書と町に提出する事業計画などに基づいて、大栄環境と総合農林が宮崎山林での森林環境保全を展開することを定めた。同町は、大栄環境と総合農林が適切な活動ができるように、森林調査、路網整備、未利用資源の有効活用、巡回歩道の整備、人材育成などの取り組みで、指導、助言、協力するとしている。

 大栄環境は大栄環境は、再資源化を中心にした環境ソリューション事業を展開している。今年3月に総合農林の全株式を取得して森林保全事業に参入した。スギやヒノキなど良質な国産材を供給するとともに、木質バイオマスのエネルギー利用も進める。

 総合農林は国内26カ所に、JR山手線内側の面積の1.3倍に相当する約8000haの山林を所有・管理する。宮崎山林は2200haで、所有林の中で最大の規模がある。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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