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環境ニュース[国内]

住友ゴム、国際ゴム研究会が提唱の天然ゴムを持続可能な資源にする活動に参画

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2016.10.18 【情報源】企業/2016.10.11 発表

 住友ゴム工業は、天然ゴム・合成ゴムの生産国と消費国の政府で構成する政府間組織、国際ゴム研究会(IRSG)が提唱する天然ゴムを持続可能な資源にするためのイニシアティブ「SNR-i」の趣旨に賛同し、活動に参画する。SNR-iが求める事項について取り組みを行うことを表明し、環境・社会と調和した天然ゴムの調達を推進する。

 SNR-iは生産から消費までの天然ゴムの供給網を対象に、環境・社会・経済が調和した持続可能な天然ゴム経済の確立を目的にする。生産性向上支援、天然ゴムの品質向上、森林の持続性支援、水の管理、人権や労働基本権への配慮という供給網に関する5つの領域で指針を設定し、賛同企業が自主的な活動と継続的な改善を進める。

 住友ゴムは、主力のタイヤ事業で主原料に天然ゴムと合成ゴムを使用している。一般的なタイヤは原材料の重量構成比で天然ゴムが約30%を占める。天然ゴムはゴムの木から採取する持続可能な資源だが、住友ゴムは生産から消費までの過程でSNR-iに沿って活動し、これまでの取り組みをさらに進めて、各領域での改善につなげる。

 住友ゴムは「地球環境や社会をGENKIにする活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、社会から信用される企業グループを目指します」とするCSR企業の社会的責任)活動の基本理念に基づいて事業を展開している。原材料の調達などに関してガイドラインを設け、取引先に対してCSR行動規範にのっとった活動を求めている。【住友ゴム工業】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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