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環境ニュース[国内]

国連環境計画、環境情報プラットホームで持続可能な開発目標への進捗追跡を強化

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2017.03.02 【情報源】/2017.02.16 発表

 国連環境計画(UNEP)は、情報プラットホーム「Environment Live」に、持続可能な開発目標(SDG)達成への進捗状況を追跡する新たなツールを導入したと発表した。このプラットホームは、環境に関する科学的知見の収集、処理、共有のためにUNEPが開発、運用しているオンライン情報サイトで、分散型ネットワークやビッグデータを使用して、誰でもリアルタイムでデータを利用できる。現在、さまざまな環境分野に存在する大量の情報を、SDG達成に向けた政治的・社会経済的決定に活かすことを目指すという。新たに導入されたツールには、1)世界、地域、国レベルでの評価と政策意思決定の統合的支援、2)国やローカルのレベルでまとめた世界の科学データや地図へのアクセス、各国の公的統計データと衛星リモートセンシング画像を組み合わせたワールドデータポータルへのアクセス、3)最新の市民科学へのアクセスのためのツール、などがある。UNEPは、不確実性とデータ不足の中で行う政策決定には膨大なリスクと処理コストが伴うとして、政策決定者らエンドユーザーの有効な情報アクセスが重要だと指摘している。【国連環境計画

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