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環境ニュース[国内]

イオン、日本政策投資銀行「環境格付」で最高ランク取得、小売業初の特別表彰

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2017.03.07 【情報源】企業/2017.03.01 発表

 イオンは、日本政策投資銀行(DBJ)が行った「DBJ環境格付」融資で最高ランクの格付け「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的と認められる企業」を取得した。小売業で初めて、格付け評価が特に高いモデル企業だけが対象になる特別表彰も受賞した。生物多様性保全の施策推進や、店舗での環境負荷低減の活動などが認められた。

 DBJは今回の格付けで、イオングループの環境・CSRマネジメント体制と、イオンリテールの環境配慮への取り組みを調べた。同社はグループ中核企業の1つで、総合小売業を展開する。事業活動の生態系への依存と影響を把握し、持続可能な資源利用に向けて各種の調達方針を定めている点や、新規店舗開設時の植樹活動を25年継続していることを評価した。

 環境配慮型店舗「スマートイオン」や環境設備の導入などに加え、エネルギー使用量を可視化したモニタリングやアドバイザーによる管理徹底など、ソフト面の対策で店舗の環境負荷を低減していることも評価した。プライベートブランドの環境配慮型商品開発では、製造委託先に環境配慮の項目を含んだ行動規範を求めている。

 この結果、最高ランクの格付けと特別表彰になった。イオンはこれを機に、持続可能な社会の実現とグループの成長を両立する環境経営をさらに進める。DBJ環境格付融資は、DBJが開発した格付けシステムで環境経営度を評点化して優れた企業を選び、得点に応じて3段階の金利を適用する。世界初のメニューとして2004年に始めた。
【イオン株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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