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環境ニュース[国内]

キヤノン、環境授業で「キャリア教育アワード」優秀賞を受賞

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2017.01.31 【情報源】企業/2017.01.26 発表

 キヤノンは、グループで実施している小学生向けの環境出前授業で、経済産業省が主催する第7回「キャリア教育アワード」大企業の部の優秀賞を受賞した。子供が主体的に考える手法を採り入れている点などが評価された。「モノの『とくちょう』を利用してリサイクル〜理科は地球を救う〜」と名付けた環境教育プログラムで受賞した。

 キヤノングループは全国で環境授業を展開し、2016年はグループ8社が27の小学校と事業所で計1849人に行った。リサイクル実験を通じ、磁石に付く、水に浮く・沈むなどモノの特徴を利用して混合材料が分けられることが体感できる。実験後にはキヤノンのリサイクルラインをビデオで紹介し、ゴミや資源への対応を知ってもらう。

 受賞では、4、5人の班で実験することで子供たちが対話しながら課題や解決策を自ら考え、グループで役割を担えるようにするアクティブ・ラーニング(能動的な学習)が評価された。加えて、グループ全体で全国的に取り組んでいることや、講師の講習会や認定制度を設けて、教える社員の技能向上を常に図っている点も認められた。

 キヤノンは受賞を弾みに、今後もさまざまな機会を活用して子供たちに環境の大切さを伝える活動を進める。キャリア教育アワードは、企業や経済団体による教育支援の奨励・普及を目的に2010年度に創設された。大企業、中小企業、コーディネーターの各部門で経済産業大臣賞、優秀賞、奨励賞を選ぶ。今回は計37件の応募があった。【キヤノングループ】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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