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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、部族社会の環境保護事業に助成金を提供

環境行政】 【掲載日】2016.01.28 【情報源】/2016.01.14 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、北西部およびアラスカの部族社会の環境保護事業に3200万ドルの助成金を提供すると公表した。この助成金は、部族社会の環境保護プログラムの策定を支援し、人々の健康や環境に影響を及ぼす問題について情報に基づく意思決定を行えるようにするために利用される。例えば、持続可能な固形廃棄物管理プログラムの策定、ごみ投棄の防止、気候変動の記録、緊急時対応計画、集水域保護、大気質の問題把握などのプロジェクトを実施するという。また、これらの環境プログラムを成功させるための基盤作りとして、人材開発、環境計画の作成、技術支援、普及啓発活動にも利用される。アメリカ北西部およびアラスカは、アメリカに566ある連邦政府に認定された部族社会のうち約半数が存在するため、特に支援が必要な重要な地域だという。なお、この助成プログラムは1992年から開始されており、部族社会の環境対策の推進や部族社会とEPAの連携に寄与してきたという。【アメリカ環境保護庁】

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