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環境Q&A

チウラムの分析法 

登録日: 2005年11月25日 最終回答日:2005年11月29日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.13546 2005-11-25 08:19:22 環境二郎

 現在チウラムの分析をHPLCの方法で行っているのですが、他の物質の妨害が検出されチウラムのピークが隠れてしまう状況があるのですが、何か良い処理法がないでしょうか?アセトニトリルを水で希釈し、検出時間を長くしても判断できませんでした。。よろしくお願いします。

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No.13580 【A-1】

Re:チウラムの分析法

2005-11-29 17:50:14 埼玉県 / なかよし

> 現在チウラムの分析をHPLCの方法で行っているのですが、他の物質の妨害が検出されチウラムのピークが隠れてしまう状況があるのですが、何か良い処理法がないでしょうか?アセトニトリルを水で希釈し、検出時間を長くしても判断できませんでした。。よろしくお願いします。


試料液からの抽出方法は@液-液抽出 A固相抽出のいずれでしょうか?

HPLCで妨害成分が重なってしまうと厄介ですが、クリーンアップを考えてみては如何でしょうか?
Aの固相抽出であれば、直ちに脱着するのでは無く脱着液を10〜30%程度含む水溶液少量で固相カラムを洗浄する事で簡易的なクリーンアップが出来ます。その後、通気乾燥を行い通常の脱着液で溶出させる。

一方、@の液-液抽出ではシリカゲルなどを充填したカラムを通して分画する事を進めます。少々、時間が掛かりますが。

HPLCにおける分離カラムでも、液性(濃度・pH・順相逆相など)を変える事でチウラムの出現位置を変える事が出来ます。


回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございました。

今回の分析は液−液抽出の方法をしておりました。
まだ試したことのない処理法もいくつかありますので
試してみたいと思います。

大変行き詰まっていましたので、御回答に感謝いたします。

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