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環境Q&A

海中構造物の防油付着方法 

登録日: 2006年06月15日 最終回答日:2006年06月16日 地球環境 海洋汚染

No.16973 2006-06-15 03:30:05 Kon

直接「環境」とは関係ないのですが,藁にも縋る思いで質問させて頂きます。

現在,海中に漂っている構造物(浮きやブイのようなもの)の油付着防止方法について検討しています。
油付着防止方法の一つとして,構造物表面に水膜があれば油が付きにくくなると考え,超親水性コーティング材の仕様を思いつきました。
近年,超親水性コーティング材は窓や建物の防汚対策に利用でき,環境にもやさしいということで数社が製品として販売しているようです。
これらの製品は光触媒として酸化チタンコーティング剤で,親水性と共にセルフクリーニング効果を謳ったものが多いのですが,
「コーティングした物体表面に塩分が付着しているとセルフクリーニング効果が得られない」
「大量の油等が付着した場合には適さない」
等の記述もあり,自分の考えている効果に相応しい素材,コーティング材が見つかりません。

どなたか今回のような目的に適した素材,コーティング材,防油付着方法などご存知の方がいらっしゃいましたらお知恵をお貸しいただけないでしょうか。

北海道大学で「超超親水,超超撥水」の素材の開発を行ったという話も聞いたのですが,ネットで検索しても見つかりません。
こちらの情報もお持ちの方がいらっしゃいましたら教えていただければと思います。

因みに現在までに調べた会社は以下の通りです。
・旭硝子「ビューテック」
・アトムサポート「アトムチタンリキッド」
・エコデバイス「ブルーアクティブEX」
・オクタニ「TITALEX」
・クボタ松下電工外装「光セラ」
・丸昌産業「Mクリーン」
・TOTO「ハイドロテクト」
・ニチハ「ナノ親水」
・KIMOTO「ラクリーン」

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No.16979 【A-1】

Re:海中構造物の防油付着方法

2006-06-15 18:54:40 匿兵衛

ヤフーツールバーで「北海道大学」、「超親水」、「超撥水」で検索すると、144件ヒットしました。探してみてください。
それと、油汚れを付けたくない理由がよくわかりません。
海洋構造物が油で汚れていることで何が不都合なのでしょうか?
また、水膜を作る方法は、親水性、撥水性の素材を塗布する以外の方法もたくさんあると思いますが、どのような方法にしたいのでしょうか?

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。
>ヤフーツールバーで「北海道大学」、「超親水」、「超撥水」で検索すると、144件ヒットしました。
この質問を記入する前に何度もGoogleで検索していたのですが私の欲しい情報の載っているページはありませんでした。
同様にYahooでも検索してみましたが,書籍やトピックス的なものが多く結果はGoogleの時と同じでした。

>油汚れを付けたくない理由がよくわかりません。
とありましたが,理由を述べる必要を感じませんでしたので記入致しませんでした。
私が考えているのは,海洋構造物に観測用センサーを取り付けたいと考えていて,そのセンサー部分の防油を考えています。

>水膜を作る方法は、親水性、撥水性の素材を塗布する以外の方法もたくさんあると思いますが、どのような方法にしたいのでしょうか?
勉強不足で申し訳ありません。親水性素材を塗布する以外の方法を思いつきませんでした。
先でも申し上げた通り,センサーですので
・材質(硝子又はアクリル)
・紫外線〜可視光領域の波長透過
・ドーム状の形状(半球のような形)
というような制約があります。

また,「油が付きにくい」ではなくて「油が付かない」方法若しくは「付いた油が自浄作用で落ちてしまう」という効果を期待しております。その為,撥水では不十分ではないかと考えています。

No.16991 【A-2】

Re:海中構造物の防油付着方法

2006-06-16 14:28:09 どうせ藁です

北海道大学の話なら
北海道大学電子科学研究所ナノテクノロジー研究センターか
北海道大学触媒化学研究センターのどちらかにお聞きになればよいかと。

No.16992 【A-3】

Re:海中構造物の防油付着方法

2006-06-16 16:22:45 門外漢

えっと・・ 紫外線センサーということですが防油だけで良いんでしょうか? かきとかフジツボとか(良く船底にびっしりついてるやつですね)そっちの方が深刻に思えるんですが。

No.16994 【A-4】

Re:海中構造物の防油付着方法

2006-06-16 18:05:54 匿兵衛

センサーの設置部分の背面から、濁りのないきれいな海水の水流を外部に向かって噴出させれば、油膜の付着は防げます。また、カキやフジツボの付着をさけたいならば、噴出させる海水の一部を電気分解して低濃度の次亜塩素酸ナトリウムを生成させればよいと思います。
水を噴射させるのと、海水を電気分解させるために必要な電力は、外部からの給電でもよいし、太陽電池と蓄電池でよいと思います。きれいな海水は水面下から汲み上げてください。電気分解時に気泡が生じないよう、次亜塩素酸濃度は工夫してください。

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