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環境Q&A

水温の変動程度について 

登録日: 2007年01月04日 最終回答日:2007年01月12日 環境一般 調査/研究

No.20234 2007-01-04 05:59:38 うわのそら

一般的に「雨水、地下水、河川水、水道水、海水」の季節・時間による水温変動について皆さんの意見を聞かせてください。変動が大きいものから並べると、
雨水>水道水>河川水>海水>地下水
だと思うのですが正しいですか?
特に水道水と河川水の2つの間の順番とその理由が知りたいです。

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No.20235 【A-1】

Re:水温の変動程度について

2007-01-04 18:05:03 火鼠

>一般的に「雨水、地下水、河川水、水道水、海水」の季節・時間による水温変動について皆さんの意見を聞かせてください。変動が大きいものから並べると、
>雨水>水道水>河川水>海水>地下水
>だと思うのですが正しいですか?
>特に水道水と河川水の2つの間の順番とその理由が知りたいです。
>質問の意図が、うわのそらですよ〜。もう少し、意図を具体的に、されないと。皆さん答え様がないと思いますが?

No.20238 【A-2】

Re:水温の変動程度について

2007-01-04 20:02:47 ななちゃん

>特に水道水と河川水の2つの間の順番とその理由が知りたいです。

水井戸を水源とする水道水であれば地下水に近いような気がします。
ただ水道水は埋設深度、水源からの距離、利用頻度(管内滞留時間)など、変動要素が多いので十把一絡げに評価するのは難しいんじゃないでしょうか?
そんな気がします。単なる思いつきですけどね。

No.20239 【A-3】

Re:水温の変動程度について

2007-01-04 20:41:32 火鼠

答えになっていないと思いますが。
水道水でも、私は最初水源近くにいたのですが。夏は、真っ白な水が出ました。炭酸ガスが溶け込んでいて。まるで炭酸水でした。そして、割と冷たかった。何故だかわかりません。また、奥さんの実家は、水源は違いますが、水道本管近く(太い)でした、夏は、生暖かく、冬は冷たい?
水道水でも、川の水を処理して、飲料にするか、地下水を飲料にするかで違うのかもしれません。普通井戸水は、真冬だと、暖かく感じるほどのものですよ。汲み立ては湯気があがるほど、地下は温度が変化しませんので、深井戸からくみ上げる水は、基本的に暖かいですよ。圧力も掛かってますから、場合によっては、炭酸水みたいですよ。

No.20247 【A-4】

Re:水温の変動程度について

2007-01-05 09:12:29 レス

>一般的に「雨水、地下水、河川水、水道水、海水」の季節・時間による水温変動について皆さんの意見を聞かせてください。>
>
 お名前の通り、上の空ですね。
 まあ自分の意見を表示しているだけまだ見込みはありますが。

 一般などとの定義はありませんよ。

 まず定義

 水温変動の変動って区切られた期間は何なんですか瞬間、秒、分、時間、日間、週間、月間、年間、宇宙の最初から最後だったら全て同じになります。(若干表現に問題あり)
 少し嫌味ですが、夏と冬の同じ水温時に比較しても意味がありませんよ。つまり貴方は異なる事を前提に問題を作って前提をきちんと定義していない。

 変動の大きさって何なんですか?絶対値、最大最小の幅、分散、偏差比較すべき対象を設定しなければいけません。

 計測する場所は?例えば海水といっても表面、深海、渚、雨水はどこで計るのですか、河川も源流、中流、下流。

回答に対するお礼・補足

書き忘れましたが、実際に採取した試料は以下の通りです。

雨水   職場の屋上
地下水  湧き水、井戸
河川水  上流、中流、下流いずれも表層(50cm未満)
水道水  職場の実験室の水蛇口
海水   湾の表層(50cm未満)

No.20258 【A-5】

Re:水温の変動程度について

2007-01-05 12:44:57 レス

>書き忘れましたが、実際に採取した試料は以下の通りです。
雨水   職場の屋上
地下水  湧き水、井戸
河川水  上流、中流、下流いずれも表層(50cm未満)
水道水  職場の実験室の水蛇口
海水   湾の表層(50cm未満)>
>雨水>水道水>河川水>海水>地下水
>
 書き忘れたではすみません。一番大切な条件です。

 この条件ですと『季節・時間による水温変動』と貴方は発言していますが、実際に計られているのは本来の水がもっている温度が外気温その他によってどの程度温度変化を受けるかになります。

 ではまず、一番安定していると思われる海水と地下水の考え方を
 井戸水や湧き水は基本的に地下の温度にほぼ同じと考えられます。よって深い井戸や湧き水は比較的安定しています。季節変動に関しても同様に考えて良いでしょう。しかし、同じ地下水といっても高い地熱の影響を受ける場合や浅い井戸、伏流水といって河川の影響を大きく受ける場合などには海水の温度変化より安定していると断言はできません。

 海水は容量も多く比較的安定しています。しかし湾のような場所では排水の影響や、特別な海流の影響などを考慮するとすごく安定していたり、逆にとんでもない大きな変動がある場合もあります。

 雨水が大きい変動があると思われるのは気温の影響を大きく受けるからです。
 雨の定義によっては(元々は雪か霰だったはず)水になった瞬間の水温は物理的に一定ですから、一番安定しているとも考えられますね。

 河川と水道はもっと厄介です。
 河川の場合には途中で合流する流量が本流に対してどの程度の比率か、流入する水の性質が如何様なのか、例えば静岡県の柿田川は地下水と同程度に安定しています。
 水道も同様に配管を通って給水されるので途中の保温(温度を保つ仕組み)の仕方、配管の経路によって地下水と同程度の場合もありますし、逆に夏の昼間にお湯になり、冬氷になってしまうような場合もあります。河川や水道の場合には個別に測らないと解らないでしょう。つまり一般化などできないのです。

 貴方は、ご自身で温度を測られたのですよね?だったらそれは事実です。何時もそうではないかもしれませんが、その時はそうだった。永遠にそうではなくとも、事実です。原因は説明した以外にもたくさんあります。それを考えるのが研究と呼ばれる行為です。

回答に対するお礼・補足

質問者のうわのそらです。火鼠さん、ななちゃんさん、レスさんご回答頂きありがとうございます。レスさんが指摘してくださった条件が大切なものとは気づかなかったところに私の未熟さがあったようです。

お礼を複数書くと最初のものが上書きされて消えてしまうみたいで、私が以前書いた最初のお礼及び定義付け、質問の意図が今見たら掲示板から消えていました。

後の祭りですが、私の質問の意図は「上述の環境水5つの変動に関して、科学・技術者が持っているべき常識みたいなものがあるかということ」を知りたかったのです。勿論採取場所や諸条件によってケースバイケースなのはわかります。けれども例えば雨水と地下水を比べたら一般的な変動は前者が大きいはずということ、そういった個々の大小関係を整理すれば私が例示したような順序付けが可能かと思ったのです。
言葉の定義ですが、変動とは「最大値−最小値」の差、対象とする期間は日若しくは年を想定していました。

なお私がこだわった点について、返事を頂いた後職場の先輩方に聞いてみたところ「河川水>水道水」が共通の認識みたいでした。というわけで暫定的には
「雨水>河川水>水道水>海水>地下水」になるのではと考えています。個人的に勉強になる内容が多かったので引き続き意見等があればお願いしたいです。

No.20348 【A-6】

Re:水温の変動程度について

2007-01-12 11:29:15 レス

>「雨水>河川水>水道水>海水>地下水」になるのではと考えています。個人的に勉強になる内容が多かったので引き続き意見等があればお願いしたいです。>
>
 暫く監視していなかったので、返事が遅れてすみません。貴方の定義するところの場合では。

>変動とは「最大値−最小値」の差、対象とする期間は日若しくは年を想定していました。>
>
 一番安定なのは深層の海水でしょう。年、日、殆ど変動はないはずです。次が深海(200mより深い場所)の海水になると思います。
 0<海水<400とか500?

 地下水の場合には、地中温度が一定の場所に限れば深海の場合とほぼ同程度。比較は厳密にはできない程度に同等と思います。
 地下水が安定しているのは、深井戸(50〜100mより深い場合)です。それより浅い場合には外気温や伏流水の影響を大きく受けるので河川水の安定している場合より大きな変動がありえます。
 0<地下水<400とか500?

 河川水の変動は、幅がおおきすぎます。極端な話になりますが変動0から最大迄、全ての場合がありえます。理由は何が流れているかで、その水が雪解け水(ほぼ零度:物理温度)や深い湖の底の水が流れ出る場合(ほぼ四度:物理温度)のように極端なケースも考えられますし、温排水の影響などを乱流で受ける場所ではとてつもない変動があります。
 0<河川水<100

 雨水は計測場所と気温の変動がどれだけある場所かによって評価が分かれるでしょう。
 0<雨水<40

 水道水は蛇口で考えれば、変動は一番大きくなると考えられます。通常雨水は気温より高くなることはあり得ませんが、配管中の水は気温よりも太陽の直射を受けることにより、気温より高くなる(太陽熱温水器を考えてください)場合がありえます。
 0<水道水<80

 つまり、自分でどこまでを考慮できるかによって順序は変わります。都合の良い場所だけ考えてはだめです。

 各項目一番下に記載したのはとりうる変動の幅を示しましたが、あくまでも参考値ですのでお間違えのないように。

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