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環境Q&A

伐採木チップとダイオキシン(塩化物イオン)続編 

登録日: 2007年07月19日 最終回答日:2007年07月25日 健康・化学物質 ダイオキシン

No.23778 2007-07-19 10:18:16 嘉野 博

タイトルから来るイメージで、「煽るな」と云う意見がありました。注釈を付けておきます。

「チップ及びバークの一般的通称について」
@伐採木チップとは、樹皮と幹を破砕したチップのことです。
Aバークとは、樹皮の破砕したもの。地方によっては、バカとも云う。
B鋸クズは、オガクズ、オガ粉とも云う。
C木チップとは、紙パルプの原料のことである。

伐採木チップの樹皮部分や幹の部分にヤニ袋がある松類は、ダイオイキシンを吸い上げる。
ダイオキシンは、水に溶けないが、脂分には溶ける性質がある。故に、母乳の脂肪分にダイオキシンが多く含まれるようである。

グリーン購入法調達品目の園芸資材において、「バーク堆肥」では、陽イオン交換容量が70meq/100g以上(乾物)要求されている。

建設発生木材リサイクルの手引き(案)では、堆肥化して再利用などマテリアルリサイクルが示されている。

現実は、現場で伐採木「生チップ」でリサイクルされ、植生が再生していない。「この原因は、何に起因するものかと云う問い掛けです。」

質問者が納得した場合のみお礼を記載します。悪しからず。

ダイオキシンのタイトルに疑問をお持ちの方は、このようなダイオキシンの本を読んでいるのではないでしょうか。?

「環境ホルモンとは何か。1998年頃発行されております。」
最近の著書を読み直して見てはいかがですか。

特に、この種の渡辺正先生・武田邦彦先生の著書は参考になります。

総件数 7 件  page 1/1   

No.23781 【A-1】

Re:伐採木チップとダイオキシン(塩化物イオン)続編

2007-07-19 23:35:18 matsu

>>特に、この種の渡辺正先生・武田邦彦先生の著書は参考になります。
>
「リサイクルしてはいけない」武田さんはもっと論理的、数量的な考え方をされますので、たぶんこのような書かれ方を望まれないと思います。

回答に対するお礼・補足

投稿していただきありがとうございました。
武田邦彦先生の著書
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
を読ませていただきました。
なぜ、家庭の焼却がいけないのでしょうか。

この続きは、「続々編」で質問します。
質問内容が多すぎると混乱を来すので、ごめんなさい。

No.23782 【A-2】

こんな問(?)は無視したいのですが

2007-07-19 23:58:56 万田力

 塩化物イオンとは、塩素のマイナスイオンの事です。

http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=19909&new=0

のAー11をごらん下さい。

> ダイオキシン(塩化物イオン)

などと、塩化物イオン(即ち、通常塩素イオンと呼ばれている塩素のマイナスイオン)がダイオキシンであるかのような記述を平気でしている内容が「煽る」という行為であって、タイトルが煽っているというのではありません。
 真剣に悩んでいるなら、言葉の使い方も真剣になさって下さい。

回答に対するお礼・補足

投稿下さいましてありがとうございます。

タイトルについて
「伐採木チップとダイオキシン(塩化物イオン)」

伐採木のバーク(樹皮)部分には、ダイオキシンと、
塩素イオンを検出することが出来る。
「生チップ」には両方が含まれております。

松葉のダイオキシンのことは、
株式会社 環境総合研究所のサイトをご覧下さい。

http://eritokyo.jp/independent/dioxin/pine/pine-toshima2004.htm

T市のホウレンソウを連想されているのでは、
雨水が跳ね返り、ホウレンソウの葉に土をつけたまま、ダイオキシンの分析を行えば、当然、土壌と同じダイオキシンの濃度になるのでは。

脂分(ヤニ袋)の多い松類を、伐採木チップとしてリサイクルするとき、「ダイオキシン濃度を分析された方はおられるでしょうか?」

と考えております。




No.23845 【A-3】

Re:伐採木チップとダイオキシン(塩化物イオン)続編

2007-07-23 20:36:39 火鼠

>できれば、お答が欲しい。ダイオキシン=猛毒と一般は思っております。あなたは、無害なダイオキシンもあると理解されてますよね?では、無害なダイオキシンは有害なダイオキシンとくらべたらどっちがおおいのでしょうか?そのへんもはっきりさせたらいかがでしょうか?小難しい話より、具体例のほうがいいかもしれませんよ。

回答に対するお礼・補足

御回答を頂き躊躇しておりました。

的外れも知りませんが、続々編で質問し賛否を問いたいと思っております。

古来から、「かまどの、灰を山菜などワラビの灰汁抜きに使っている」ダイオキシンは、有害か?

そのようなテーマにしようかと思っています。

話題が変わりますが、
ペットボトルを粒状に破砕して焼却しているのは、「ほんと」ですか。
リサイクル協会から市町村が80,000円/t貰う。??

その他プラは、市町村がリサイクル協会に85.80円/kg支払っている。
85.80円/kgの持ち分割合、市町村3%、特定事業者97%の負担
運賃がかかるので遠距離程高く付く
19年度から油化している。それまでは、焼却していた。

この辺りのお金のやりとりが良くのみこめず、リサイクルが良いのか悪いのか判らない。

SOxやNOxまで排出し、遠くまで運んでリサイクル必要があるのか。?疑問に思う。

リサイクルの最終が焼却であれば、ダイオキシン法さえクリアすれば、市町村毎に焼却も問題ないのでは。

No.23856 【A-4】

Re:伐採木チップとダイオキシン(塩化物イオン)続編

2007-07-24 11:28:41 たる吉

>現場で伐採木「生チップ」でリサイクルされ、植生が再生していない。「この原因は、何に起因するものかと云う問い掛けです。」
http://www.fklab.fukui.fukui.jp/yk/download/h15/h15-24.pdf

一般的に言われている想定される原因としては、
@C/N比が高い
A肥料化が進む過程で発生するガスにより根が障害を受ける(酸素不足が起こるともいわれている)
B肥料化の際、発熱する。
C分解されにくい。(肥料化に時間がかかる)
って書いてありますよ。

どうしてもダイオキシン類と結びつけたいなら、ご自身で研究されてはどうですか?
【追記】
誤解してました。申し訳ありません。
http://www.garaconsai.jp/
を見て、言いたいことがわかりました。(ダイオキシン類に含まれる塩素イオンのせいだということですね)
最近LOSTという海外ドラマを見て知ったのですが、確かに高濃度の塩が植物の植生を阻害することはあるみたいです。(が、植生しないのは塩素イオンが二酸化マンガンや酸化アルミニウムを分解しているのが理由では無いと思います。単なる塩害かと。)

が、中に書いてある内容のほとんどが、あなたの推察を断定して記載しているだけのようです。
一般の不安を煽って一体、何をしたいのですか?

回答に対するお礼・補足

ご意見をお寄せ下さいましてありがとうございます。
大変お礼が遅くなりました。お詫び申し上げます。

「生チップ」のマテリアルリサイクルを拝見致しました。十分植生が復元しており喜ばしいことと解釈できます。

2)機能材や高度化成肥料を添加し「生チップ」分解を促進しており、写真を見ると濃緑色の植生復元となっております。窒素肥料が相当効いているようです。

しかしながら、経済性や過当競争から、これら添加材を十分行わない工法であれば植生が数年復元しておりません。

私どもで路外(柵の外)から撮った現場写真を見て戴きたい。
http://www.garaconsai.co.jp/indexaa002.html
(貼り付けが上手く行ってないかも)

何故、塩化物イオンに行き着いたかと云えば、
@ 日本一、地下水が硝酸汚染している地域に住んでいる。
A 硝酸による土壌酸性化の進行。
B 酸度調整材の貝殻粉末・ライムケーキ廃棄物の土壌への投入
C 農作物からアルミニウムイオンの検出
D 原因は、家畜糞尿の土壌への過剰投入
E 糞尿の塩化ナトリウム、寝藁の塩化カリウムによりアルミニウム酸化物の浸出
F 硝酸(マイナス)は、カルシウム(プラス)と共に溶脱する。
G 塩素イオンで溶出したMn、Alが、残った炭酸イオンと共に土壌溶液に浸出して行く
H 炭酸水素マンガン、炭酸水素アルミニウムが植物に吸収されるのではないかと推論している。
I その結果、パーキンソン・アルツハイマー病・牛海綿状脳症BSEなどが近隣で多いのではないか。
J 母集団に問題はあるが、438人/10万人ものパーキンソンヒ病特定疾患者が見られる。
K 我が住居より上流域にBSE畜患検査所がある。
L また、アルツハイマー病患者も散見される。

産業廃棄物の土壌への過剰投入が問題ではと思っております。なぜなら、農業者自信が塩基飽和度の分析を行っておらず、農業改良普及所でも現在は土壌分析をしていない。

ダイオキシンが猛毒であるかないかについては、別途質問を行いたい思います。

すごく脱線しており推論が難解で申し訳ない。

再度、御回答にお礼を申し上げる次第です。

 


No.23875 【A-5】

Re:伐採木チップとダイオキシン(塩化物イオン)続編

2007-07-25 07:33:04 門外漢

チップにして土中に鋤き込んだら他の植物が生えなくなるような土壌汚染を引き起こすほどのダイオキシンを溜め込む前にその松自体枯れるんじゃ?・・・・

回答に対するお礼・補足

ご投稿お礼申し上げます。

「生チップ」植生基盤材に関するリサイクルです。
土壌に鋤込む訳ではありません。
鋤込むと、土壌気相(酸素供給)や発酵の問題も生じると思います。リサイクル過程が私共で問題提起していることとことなります。

ダイオキシンのヒトへの循環は、
「焼却炉→大気→植物→ヒト(動物)
サリンの2倍、青酸カリの1000倍の猛毒である。」
これらを信じておられるのではないでしょうか?

1840年代の土に含まれていたダイオキシン類も「紫外線に当たると数日以内に分解してしまう」記述が、渡辺正先生の著書「ダイオキシン 神話の終焉」に記載してあります。私はこちらを信じます。

生意気なことを申し、誠に申し訳ありません。

No.23891 【A-6】

Re:伐採木チップとダイオキシン(塩化物イオン)続編

2007-07-25 19:20:30 門外漢

あうあう。 すみません 私はてっきり嘉野さんは『生チップにはダイオキシンが有って(あるいは発生して?)危ない!こんなものを使っててもいいのか!』というスタンスでおっしゃっているものとばかり思っておりました。
頓珍漢な投稿をしてしまいお恥ずかしい限りです。どうもすみませんでした。

回答に対するお礼・補足

ご返事を頂きありがとうございます。

私共の地域では、
BSE検査場の廃水が処理されて河川に放流されております。
町も町民もその廃水水質のチェツクをしておりません。
異常プリオン蛋白が感染性のあるものであれば、地下水の飲用を禁止する必要があります。

畜産地帯では、信じられないようなことが進行しております。乳牛には、「角」がないのは、どなたも判っていると思います。今は効率を求めて、牛の「シッポ」がありません。ハエや虻を追えないではありませんか。ハエや虻が付かないように、背中に塩素系の殺虫剤を散布している。

また、牛の糞尿を発酵乾燥させて、牛床に3回リサイクル方法がとられている。それ以上使うと塩分が高くなり土壌へ堆肥として利用できなくなる。

つまり、酪農家いわく、土壌のナトリウム濃度が高くなると、陽イオンのアルミニウムイオンが浸出してくる。
NaClが、粘土鉱物からアルミニウムイオンを溶出することを意味します。

ここに、塩素イオンが陽イオンを浸出させることに関わっています。

有機栽培は、塩素イオンをコントロールすることから始める必要があります。

畜産・農業の一旦を、ご理解頂ければ幸いです。

No.23894 【A-7】

Re:伐採木チップとダイオキシン(塩化物イオン)続編

2007-07-25 21:39:21 万田力

 たる吉様
 
> ダイオキシン類に含まれる塩素イオンのせいだということですね

 ダイオキシン類に含まれているのは、塩素の原子であって塩素イオン(塩化物イオン)ではありません。
 でも、

> 単なる塩害かと

 と言うのはあたらずとも遠からずだと思います。

 さて、嘉野さん、松にはヤニ袋がありますが、根はもっぱら水に溶けたものを吸い上げるのであって、ダイオキシンを溶かした水に溶けにくい脂(ヤニ)を根からを吸い上げているわけではありません。
 従って

> ヤニ袋がある松類は、ダイオイキシンを吸い上げる。

というのは思い込みに過ぎません。
 私も、門外漢さんと同様

> てっきり嘉野さんは『生チップにはダイオキシンが有って(あるいは発生して?)危ない!こんなものを使っててもいいのか!』というスタンスでおっしゃっている

と思っていました。
 即ち、あなたの真意を適格に読み取っているかどうかははっきりしませんが、あなたの書き方はA−5に対するお礼から読み取れるものとはかけ離れているから煽っていると受け取られるのです。
 A−2の

> 言葉の使い方も真剣になさって下さい

という言葉を改めて提言します。

回答に対するお礼・補足

ご意見を頂きありがとうございました。

上段から・・・
ダイオキシン類はClであって、Cl-ではない。
「ベンゼン環に塩素原子が結合したものであり、2,3,7,8-TCDDが最も毒性がある。」そちらのスペシャリストにお任せしておきたいと思います。

勿論直接「脂」を吸い上げて居るわけではありません。
漆の樹皮に傷を入れ「うるし」を採る行為や、春先「イタヤカエデ」の皮を傷つけて甘い樹液を採ることなどは古来より行われています。
また、五葉松小枝を幹に巻き付けておくと、幹に小枝が「脂」で縫合するさまは自然の不思議です。根の動物的働きとして蛋白質を直接取り込みます。小根に凹みをつくり蛋白質を包みこんで取り込む動物的動きをするなど植物の神秘的働きがあります。
硫酸イオンを吸い上げる量が多い松類は、ダイオキシン類を葉や樹枝に蓄積するのではないでしょうか。
その様な性質を利用して松葉でダイオキシン濃度を分析している市民団体もいます。

そのようなダイオキシン類を含む「カラマツ類」を「生チップ」で再利用しても影響はないかと思っております。
ダイオキシン類が食物連鎖でヒトへの「急性毒性」に対し影響はないと思いますが、(死亡事例がない)紫外線により分解された塩素原子は、陽イオンを溶脱させることで人畜に影響が懸念されるかどうか、調査した方がおられるとありがたい。

これらの行程は、土壌分析で行う陽イオン交換容量を測定する過程と同じです。

植生が復元しない写真を一度見て戴きたいと思います。
http://www.garaconsai.co.jp/indexaa002.html

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