一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

電気のCO2排出係数について 

登録日: 2008年01月07日 最終回答日:2008年01月08日 地球環境 地球温暖化

No.26450 2008-01-07 09:58:34 ZWlac12 たかし

はじめまして。
質問をしたいのですが今LCA評価の調査をして結果を
まとめているのですが電気について100V、200Vの電源を使っているものがありましてこれは100V、200VではCO2の排出係数が変わってくるのでしょうか?

総件数 5 件  page 1/1   

No.26453 【A-1】

Re:電気のCO2排出係数について

2008-01-08 08:18:45 たる吉 (ZWl47e

あえて何もいいません。

http://setsuyaku.maiougi.com/saving/denki_02.html

No.26460 【A-2】

Re:電気のCO2排出係数について

2008-01-08 14:46:08 加工屋 (ZWl603b

電気は、発電所から家庭や事業所まで送電線や複数の変圧器を経由して送られてきます。そのさい、送電線の電気抵抗や変圧器の変換効率により送電ロスが発生しています。
電気を100Vにする場合と200Vにする場合では、当然のことながらどこかで送電経路が異なっており、その部分の送電ロス分に差が生じます。
もし、御社が発電所からの送電ロスも含めてLCA評価を行うの予定でしたら、100Vと200VのCO2排出係数は異なる値を使用する必要があると思います。

ただし、送電線の電気抵抗によるロス分など算出不可能でしょうし、変圧器の効率も負荷によって変動します。
それらを考慮のうえ、CO2排出係数を決められてはいかがでしょうか。

No.26462 【A-3】

Re:電気のCO2排出係数について

2008-01-08 16:30:22 神奈中ISO (ZWla5f

こんにちは、ちょっと失礼致します。

A-2回答者様の回答はごもっとですが、
100or200Vに変圧されるのは、近くの電柱についている変圧器からだと思います
よって送電ロスは、あまり考えなくても良いのでは?
(厳密に計算も出来ないでしょうし)

A-1回答者様が示唆したと思われる、100、200Vにかかわらず、
実際に使用した消費電力で計算すれば良いのではと思います。

No.26468 【A-4】

Re:電気のCO2排出係数について

2008-01-08 22:06:46 Dr.ゴミスキー (ZWl651d

 電気の基礎知識が必要です。

 送電線のロス分は、電圧降下を計算する式(電線の長さ、流れる電流、電線の太さが判れば計算は可能)で求められます。

 交流電気の低圧側の電圧(V)には、440V(3相4線式)、210V(3相3線式及び3相4線式)、そして、105V(単相2線式と単相3線式)の3種類があります。

 一般的ですが、家庭に配線されているのは、105Vの単相3線式が主流になっています。
 この単相3線式の電圧が105V(中性線と電圧線)と210V(電圧線と電圧線)になります。

 210Vと440Vは、工場やビル等で使われています。

 これを踏まえて、A−1を参考にすると良いでしょう。

No.26471 【A-5】

Re:電気のCO2排出係数について

2008-01-08 22:27:46 ISO担当部員 (ZWl971

・機器によるもの
同じ能力、性能を持つ機器でも、使用電圧によって、多少の消費電力の違いがあるものがあります。

それらの消費電力については、カタログ等に記載されていますが、厳密な数値が必要なら、メーカーに問い合わせると教えてくれます。
但し、その数値の測定基準については、注意が必要です。

厳密な計算が必要ならば、電気設備全体のCO2排出量も関わる可能性がありますから、どこまで範囲に入れるかが重要になると思いますが。

実際に導入済の機器ですと、実際の運用状況の電圧値、電流値からでも電力使用量を出すことは可能です。

・送電ロスによるもの
一般的には、その程度の電圧による差異は無い(無視できる)と考えて良いと思いますが、差異が無いわけではありませんので、厳密に出すなら計算することは出来ます。

一般家庭用なら、そもそも送電線による差異は無いですし、家庭内の電線の長さ程度ならば、誤差の範囲に入ると思います。

総件数 5 件  page 1/1